このサイトは14年間スポーツジムのスタッフとして勤務していた私が、今までの経験と知識を活かして「これから筋トレをはじめたいけど何から始めればいのかわからない」「筋トレでダイエットできるの?」と思ってる、筋トレ初心者さんに向けた本音で書いたサイトです。
難しい解説は抜きで無理をしないで誰にでもできるトレーニング方法やネットには載っていない豆知識を紹介しています。
筋トレを始めようと思ったときに費用が少なくて済みそうな自宅トレ(家トレ)にするか、少しばかり費用が掛かってもマシンが充実しているジムトレにするか悩んだことありませんか?
ジムに通うとなると筋トレ初心者にはお金もかかりそうだし、まわりはベテランばかりで気が引けそうだし「ハードル高いな~」なんて考えてしまいますよね。
自宅トレ(家トレ)だとマシンも無いし、道具を揃えるにも限界があるし、三日坊主で止めてしまいそうな気がする。
そんな声が聞こえてきそうです。
この記事では、これから筋トレを始めようと思っている初心者さんに、自宅トレにするかジムトレにするか、それぞれのメリット、デメリットをお伝えして、あなたに合った筋トレ法をおすすめしたいと思います。
私も筋トレを始めた時は自宅トレを半年くらいやった経験があり、その時の感想とスポーツジムに勤務していた当時の会員さんの声も参考にして記事を書いてみました。
自宅トレ | ジムトレ | |
---|---|---|
費用 | 自分でそろえる器具代 | 初期費用+月会費 |
利用時間 | 好きな時にできる | ジムによって制限がある |
アクセス | 自宅なので必要ない | 希望のジムが近くにあるとは限らない |
器具 | 限界がある | ジムの規模にもよるがメジャーな器具はそろっている |
モチベーション | 三日坊主になりやすい | 元を取ろうと頑張れる |
手軽に始められる自宅トレの場合、ハードルが低い分、三日坊主に終わる可能性も高いようです。
いっぽう、ジムトレはどうかと言うと入会時の初期費用や毎月の会費が必要になります。
もとろん、1回の利用料金が数百円程度の公共ジムやchocoZAP(チョコザップ)のようなコンビニジムでは月会費が5,000円以下で利用できるジムもあります。
本気でトレーニングを希望する人は大手のスポーツジムに通う方法もありますが、月会費が10,000円前後するのでご自身の目的や、やる気と相談しましょう。
手軽に始められる自宅トレなんですが、手軽だからこそ、それなりのメリットとデメリットがあります。
各メリットを解説します。
初期費用がほとんど無料
自宅トレでは自重トレ(ウエイトを使わず自分の体重だけでトレーニングをする方法のこと)をするだけだったら、器具をそろえる必要も無く、トレーニングウエアーも動きやすい服装であれば部屋着でも十分です、初期費用はタダで済みます。
天候に左右されない
ジムへ通うとなると、雨など天気が悪いとつい出かけるのが面倒くさくなったり、行き帰りの時間も気にする必要がありますが自宅トレだと、何も気にしなくて済みます。
好きなときにやれる
ジムトレだと行く前の準備だったり、行くタイミングを考えないといけませんが、自宅トレだと、すき間時間や気が向いたときにすぐにトレーニングができるのでストレス無く筋トレができます。
服装は自由
ジムトレだと、動きやすいからと部屋着でトレーニングをすることはできません。
人の目も気になるし、それなりのスポーツウエアーを着る必要もあります。
自宅トレなら、人の目を気にする必要も無いし、動きやすい服装なら何でもかまわないので、わざわざスポーツウエアーを買わなくてすみます。
次に各デメリットを解説します。
そろえる器具に限界がある
ジムに置いてある器具全部を個人で揃えるのは現実的ではありません。
一般的な部屋の広さを考えると場所を取ってしまう大きな器具は置けないでしょう。
小さな器具だけだとトレーニングできるカラダの部位も限られてしまいます。
部屋が狭くなる
先ほどと重複しますが大きな器具だけではなく、小さな器具でも何種類か揃えると部屋が狭くなってしまいます。
トレーニング専用の部屋を用意できる人なら話は別ですが、仮に8畳の部屋があったとしても、トレーニング器具にベッド、机、本棚などがあると、けっこう狭くなります。
また、物が多いと掃除も大変になるので考えましょう。
モチベーションの維持が難しい
自宅トレだとトレーニングをやってもやらなくても自由です。
やらなくても誰からも責められることはありませんしノルマもありません。
そろえた器具も数千円程度なら、あきらめもつくので、ほとんどの人が三日坊主で辞めてしまいます。
ケガをしやすい
ジムトレだと軽いウエイトから始められるのでケガのリスクを避けることができますが、自宅などで、自重トレ(ウエイトを使わず自分の体重だけでトレーニングをする方法のこと)でトレーニングをする場合、ケガをするリスクがあります。
例えばスクワットをやる場合、体重のある人は、いきなり重い重量が足や腰に負荷がかかるのでケガをしやすくなります。
筋肉を大きくするのに限界がある
いつまでも同じ重さでトレーニングをしても筋肉は大きくなりません。
筋肉を大きくしたいなら、ウエイトを少しずつ重くする必要があります。
しかし、自分で用意できる器具も費用や大きさを考えると限界があります。
では、ここからはジムトレのメリットとデメリットを紹介します。
ここからはジムトレの各メリットを解説します。
マシンや器具の数や種類が多い
ジムの規模にもよりますが歩く、走るなど有酸素運動に欠かせないトレッドミルから筋トレ初心者からベテランまで効率良く部位をトレーニングできるマシンも揃っています。
もちろんダンベルからベンチプレスのような大型の器具も揃っているのがジムトレの良いところです。
トレーニング法を教えてもらえる
筋トレ初心者さんだと器具やマシンの使い方が分からない人が多いと思いますが、ジムトレだとスタッフが使い方を教えてくれます。
もちろん、高度な筋トレ法となるとパーソナルトレーナー(有料)にお願いすることになりますが、マシンの使い方や簡単なアドバイスならスタッフが無料で教えてくれます。
利用しない手はないでしょう。
ここからはジムトレの各デリットを解説します。
入会金や月会費が必要
ジムトレには公共ジムからコンビニジム、本格的なスポーツジムと種類も多く、それぞれマシンの数や種類、利用できる時間などにより費用が違います。
自治体が運営している公共ジムは入会金は必要なく、都度払いで数百円程度払えば誰でも利用できます。
コンビニジムやスポーツジムになると初期費用として事務手数料や月会費の前払いなどを請求される場合が多いでしょう。
しかし、顧客獲得のため定期的に初期費用無料キャンペーンなどを実施していることもあるので、それらを上手に使いコストを抑えることもできます。
ジムによっては利用時間に制限がある
公共ジムやスポーツジムでは9時から22時までのように時間制限が多いようですが、chocoZAP(チョコザップ)のような24時間好きな時に使えるコンビニジムもあり、自分のライフスタイルに合わせてトレーニングできるジムトレに人気が集まっています。
準備や移動に面倒くささを感じる時がある
ジムトレだと準備や移動が必要になります。
職場の近くで帰りに寄れるとか、自宅の近くにあれば移動時間を気にしなくてすみますが、そうでない場合、わざわざ出かけるのが正直、億劫(おっくう)になる時があります。
また、トレーニングウエアーやシューズの準備、ドリンクやタオルなども必要で、これらを準備する儀式(?)も必要になります。
先ほど紹介したchocoZAP(チョコザップ)では普段着でもよく靴もそのままでいいので、人気があり利用者も増えているので、検討する価値はあります。
今回はこれから筋トレを始めたいけど自宅で筋トレをしようか、ジムへ通って筋トレをした方がいいのか悩んでる人に少しでも参考になればと思い記事を書きました。
私も最初は費用をおさえたいので、ダンベルやマット、それにベンチだけの最小限の器具だけをそろえて筋トレをはじめました。
費用は10,000円前後で済んだと思います。
しかし、慣れてくると、もっと重いダンベルが欲しくなったり、器具も物足りなくなってジムへ行くことを決めました。
そうこうしているうちにスポーツジムに就職してしまいました。
ジムへ通う人達の目的はダイエットだったりマッチョになる目的の人もいたり、それぞれです。
中には、筋肉モリモリにならなくても筋トレをすることそのものが楽しいという人がいます。
また、筋トレを始めるのに年齢も関係ありません。
今すぐ筋トレをはじめましょう。